アセトンの毒性とは?加工助剤として食品にも使われる溶剤

マニキュアの除光液としてもお馴染みのアセトン。
有機溶剤として工業的にも様々な分野で使用されます。

人体に有害で取り扱い注意な物質ですが、実は加工助剤として食品に使われるケースが多いのはご存知でしょうか。

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食品への使用目的

アセトンは脱脂作用があり脂溶性の物質を溶かす性質があり、食品から色素などを抽出するときに使われたります。

例えば、βカロテンやアスタキサンチンは脂溶性のビタミンで着色料にも使われます。その際はアセトンなどの有機溶剤で色素を抽出しています。

危険性・毒性

アセトン自体の危険性について簡単にまとめますと、まずアセトンは労働安全衛生法で第二種有機溶剤に指定されている物質です。

中枢抑制作用があり大脳の機能低下による眠気・判断力・記憶力・注意散漫・運動機能低下などが起こるとされ、また眼への刺激、頭痛や喉、気管支などの炎症、気分が悪くなる、意識混濁などの症状が起きる。重篤な危険性はなく毒性は低いとされていますが、生殖機能や胎児への悪影響が懸念される。また発がん性はないとされるが一部で発がん性の危険を指摘されている。(濃度や使用時間・期間などにもよる)

取り扱いには、有機溶剤作業主任者技能講習を受けた人間を選任し、使用状況、換気装置など安全な作業環境下で使用することが義務付けられています。また作業従事者は半年に1回の健康診断が必要になります。

沸点が低く揮発性のため呼吸の際に容易に吸い込む危険性があるため十分な換気またはマスク(有機溶剤用)を着用し防ぐ。またけい皮吸収されるため直接触れると皮膚から体内へ入り込みますので直接触るのは避けたほうがよいといったところです。

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食品への使用条件

アセトンは加工助剤にあたり、最終的に食品に残存していないことを条件に使用が認められています。つまり販売される前に除去されているので問題はないのだろうと思います。

とはいえ私たちの知らないところで実に様々なものが食品に使われているということを少しでも知っていただければと思います。

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