コハク酸とは。貝・清酒のうま味成分

コハク酸とは、有機酸の一つで食品添加物に指定されており、「あさり」など貝のうま味成分としても知られています。また清酒にも40種類以上の有機酸が含まれ中でもコハク酸の含有量は乳酸・リンゴ酸と共に多くを占める。

コハク酸は食品添加物として調味料、酸味料、pH調整剤としてインスタントラーメン、ハムやソーセージ、かまぼこや竹輪などの練り物系、漬け物なのど加工食品に使われています。実際にはナトリウムと化合した「コハク酸ナトリウム」または「コハク酸二ナトリウム」が使われる場合が多い。

※原料はマイレン酸という有機化合物から化学合成される。

健康な人であれば摂り過ぎなければ大きな問題はなく、貝のうま味で分かるとおりコハク酸はかなり強いうま味なので加工食品に大量に添加してしまうとうま味が逆にエグミとなります。したがって大量添加されることはなく、すなわち大量摂取することは恐らくないと思われます。

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コハク酸にがん細胞の増殖抑制効果

広島大学の研究でコハク酸にがん細胞の増殖抑制作用があることが動物実験によりわかった。もともとコハク酸は体内でも産生されているが、ルチンやエラグ酸、クルクミンなどのポリフェノールを摂取すると腸内発酵を経てコハク酸の産生され、体内のコハク酸濃度が上がることが分かっています。

そして濃度が20ミリモル(単位:mM)で大腸がんの増殖が50%抑制でき、また胃がんでも効果があることが研究結果で明らかになったとのこと。

※だいたい一般的な分量の貝の味噌汁1杯でおおよそ20ミリモル摂取できるそうです。

またがん細胞は細胞を大きくするために自ら血管を作り栄養を確保します。これを血管新生と呼び、これによりがんの増殖、転移のリスクが上がります。コハク酸には血管新生を抑制する効果があります。

一方で血管の新生を抑制する物質は妊娠食の胎児の発育を阻害したり、虚血性疾患の悪化といった副作用があると言われています。

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