食品添加物について

日本の食品添加物は2015年現在で1500種類を超え、ダントツで世界一の認可数を誇ります。
中でも石油から合成された添加物は350種類あり、世界の国々はというとアメリカは133種、ドイツは64種、フランス32種、イギリスは21種となり比較するとこちらもまたダントツの世界一です。

もちろん1500種類ある添加物がすべて毒性が強く危険なものであるとはいいません。量の問題ももちろんあります。

しかし多くの人が何も気にせず毎日のように口に運んでいるのが現状です。※一説によると日本人は一日に80種類以上の食品添加物を食べているそうです。

例えば日本のコンビニのお弁当にはたくさんの添加物が使われています。しかも商品に表記されている以上の添加物が使われています。これは食品表示法で一括表示やキャリーオーバーなどが認められているためです。

これらのお弁当は海外ではとても販売できる代物ではありません。

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国が認可したものだから安全か?

よく言われるのが国が安全性を認めたから問題ないという人がいます。

しかし例えばラットで問題なしとされているリン酸塩は人間では骨粗しょう症の原因となるのは周知の事実。また今まで使われていた添加物が突然使用禁止にあることなんてよくあることです。(天然のアカネ色素は発がん性の危険があり中止になりました)

なにより添加物の安全性の確認はその添加物一つでしか検証されてなく、複合摂取を想定した安全性のてテストはほとんど行われていないのが現状です。例えば合成保存料の安息香酸ナトリウムはビタミンCと合わさると発がん性の高いベンゼンが生成されその危険性は認められています。

また添加物のほとんどは急性毒性よりも慢性毒性による影響が指摘されており、今すぐに病気になるのではなく、体に蓄積され5年後10年後に影響がでるといわれています。しかし、たとえ病気になったとしても添加物との因果関係を証明することはできません。つまり責任の所在が明確にならないので結局は自己責任の範疇ということになります。
これは添加物だけでなく、放射能の問題、農薬の問題、遺伝子組み換えの問題もまったく同じです。

 

世の中の添加物を減らすには

そもそもなぜ添加物がここまで使われるのか。それは消費者のニーズにこたえ続けた企業努力の結果といってもよいかもしれません。※一部いろんな人たちの思惑も働いていると思いますが…

「美味しい」ということを大前提として、消費者はより安いものを求め、食品の色合い・見た目を気にし、日持ちするものが選ばれる。

企業側からすればそのニーズにこたえるために、「見た目をよくするため」に着色料を使用する。「保存性を高めるため」に保存料やPH調整剤などを使用する。そして「価格を安くするため」にはコストを抑える。コストを抑えるには原料を最底辺のものにしたり、代替品を使用したりする。加工食品に使われる調味料や油などもより安いものが使われる。
そうなると素材の味が変わってくるので、調味料や香料で味をごまかし、さらに食感をよくするなどのために添加物がさらに使用されます。

こうして消費者の喜ぶ商品が出来上がってきますが、もっとも肝心な消費者の健康はいつも置き去りにされています。企業も利益を出さないといけませんからね…。

世の中の添加物を減らす方法の一つは、やはり添加物の入った加工食品をなるべく買わないことです。

消費者の買い物の一つひとつは企業や商品への投票だと思ってください。

消費者が買わなくなればこういった添加物まみれの商品が世に出回る機会は大幅に減ることにつながります。

これもまた放射能の問題、農薬の問題、遺伝子組み換えの問題もまったく同じことが言えると思います。

どうすれば避けられるか

まずは安いものに注意すること。スーパーなどで売られている加工食品がなぜこんなにも安いのか。疑問を持つことからはじまります。

もう一つは必ず加工食品の原材料欄を確認する癖をつけることです。

そして全て知る必要はありませんが、食品添加物のことを多少知っておくとよいと思います。添加物の害を知っているのと知らないのとでは体に入る量が大きく違ってくること。
つまり知っていれば意識的に避けることが出来るからです。

「そんなこといったら食べるものがなくなる」、「いちいち気にしてたらつまらない」
、「お金がかかる」

確かにそうかもしれません。

しかしそもそもコンビニ弁当や加工食品の多くは栄養価も低く、添加物などの毒物がたっぷりと入っているで本来は食べるに値しないものだと思います。体のためには食べないほうがまだマシです。

やはり一番いいのは自炊をすることです。まずはお米を炊き、さっとお肉や野菜を焼くだけでも十分です。なによりお金がかかりません。

そして一番避けたいのは子供です。大人よりも影響力が大きく、アレルギーをはじめ様々な疾患にかかりやすいとも言われています。昔と違って年々、添加物の使用量が増えてきており、リスクは高いと言えます。

最後に食品添加物は必要かどうかというと、私には不要です。なぜならほとんど加工食品を食べることがないからです。

私の家では子供に何を食べさせたいか、逆をいうと子供に何を食べさせたくないか。
これを一番の判断基準としています。

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1件のコメント

私の母は昔から、食品添加物、農薬、医療及び医薬品等に無頓着で、無神経な愛情の欠落した人間です。所謂、毒親でした。それは、妊娠中でさえそうでした。おかげで、私は障害をもって生まれました。しかも、そのことを悪かったと反省さえしていません。元来そう性分であるのか、肉食によってそうなったのか、多分、両方でしょうが、全く驚く程心無いのです。しかし、二児以降は妊娠出産デトックスされたため、健康に生まれました。又、子供の頃から毎食のように、肉、ソーセージ、冷凍食品、揚げ物というものばかりを食べさせられていました。しかも、揚げ物に使ったサラダ油を、何ヶ月も取って置いて、何度も使うということをしていました。それなので、体調もあちこちが悪く、知的、精神の面でも異常をきたしていました。そして、自分でつくって食べるようになってからは、何年もかかって、かなり改善はしましたが、そのダメージは、完全には回復、克服できていません。(特に、生まれつきのものはまったく。)

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