香料とは食品に香りを付けるためのもので、多くの加工食品に使われています。
原材料欄に「香料」と書いてあるのを見たことはないでしょうか。
香料といってもその数は多く、ほとんどが複数の香料を掛け合わせて目的の香りを作っています。
香料といっても天然由来のモノと合成香料がありますが、香料と書かれているモノのほとんどは合成香料になります。
中には毒性の強いものも含まれていたりもしますが、香料は一括表示が認められているので何が使われているかわかりません。
配合を知っているのは加工食品を製造しているメーカーにしかわからず、消費者は知ることもできないためとても不気味な添加物です。
香料一覧
合成香料をあげると
アセト酢酸エチル/アセトフェノン/アニスアルデヒド/α-アミルシンナムアルデヒド/アントラニル酸メチル/イオノン/イソオイゲノール/イソ吉草酸イソアミル/イソ吉草酸エチル/イソチオシアネート類/イソチオシアン酸アリル/イソブタノール/インドール及びその誘導体/γ-ウンデカラクトン/エステル類/2-エチル3、(5or6)-ジメチルピラジン/エチルバニリン/エーテル類/オイゲノール/オクタナール/オクタン酸エチル/ギ酸ゲラニル/ギ酸シトロネリル/ケイ皮酸/ケイ皮酸エチル/ケイ皮酸メチル/ケトン類/ゲラニオール/酢酸イソアミル/酢酸エチル/酢酸ゲラニル/酢酸シクロヘキシル/酢酸シトロネリル/酢酸シンナミル/酢酸テルピニル/酢酸フェネチル/酢酸ブチル/酢酸ベンジル/酢酸l-メンチル/酢酸リナリル/サリチル酸メチル/シクロヘキシルプロピオン酸アリル/シトラール/シトロネラール/シトロネロール/1.8シネオール/脂肪族高級アルコール類/脂肪族高級アルデヒド類/脂肪族高級炭化水素類/シンナミルアルコール/シンナムアルデヒド/チオエーテル類/チオール類/デカナール/デカノール/デカン酸エチル/2,3,5,6-テトラメチルピラジン/テルピネオール/テルペン系炭化水素類/γ-ナノラクトン/バニリン/パラメチルアセトフェノン/ヒドロキシシトロネラール/ヒドロキシシトロネラールジメチルアセタール/ピペロナール/フェニル酢酸イソアミル/フェニル酢酸イソブチル/フェニル酢酸エチル/フェノールエーテル類/フェノール類/フルフラール及びその誘導体/プロピオン酸/プロピオン酸イソアミル/プロピオン酸エチル/プロピオン酸ベンジル/ヘキサン酸/ヘキサン酸アリル/ヘキサン酸エチル/ヘキサン酸エチル/l-ペリルアルデヒド/ベンジルアルコール/ベンズアルデヒド/芳香族アルコール類/芳香族アルデヒド類/d-ブルネオール/マルトール/N-メチルアントラニル酸メチル/メチルβ-ナフチルケトン/dl-メントール/l-メントール/酪酸/酪酸イソミアル/酪酸エチル/酪酸シクロヘキシル/酪酸ブチル/ラクトン類/リナオロール/
他にもありますが、ざっとこれだけあります。
果物に含まれる香り成分やアーモンドなどナッツ類、バニラの香り成分など。
例えばイチゴであれば、酢酸エチルにリナロールなどその他複数種類を掛け合わせる。天然の食材に含まれる成分に似せれば似たような香りがでます。
これらから組み合わせることでどんな香りでも作り出すことができるそうです。
お茶にも香料
某メーカーのペットボトルのお茶にも香料が入っています。
お茶にお茶の香りを加えるのです。
その理由は、茶葉の使用量を抑えられるからです。
危険性はあるのか?
例えばサリチル酸メチルですが、湿布の主成分で鎮痛・消炎効果がありますが、摂り過ぎると胃や腎臓に影響を及ぼす。また保存料としても使われるプロピオン酸は動物実験で毒性を示しました。
しかし量の問題ももちろんありますので危険だと大騒ぎするほどでもありません。
香り成分なので過剰に食品に入れると臭いがきつくなり食べてて不快感になるので一定以上添加される心配はありません。つまり添加量自体は少ない。
ただしあくまでも急性毒性のことであり、慢性的に摂り続けたらどうなるかはわかりません。
最後に
香料は炭酸飲料などには必ずといっていいほど入っています。しかしここで香料を気にするよりも糖分の過剰摂取の心配をするべきです。
だいたい香料を使うということは香りをごまかし味をごまかしている食べ物なので他にもたくさん添加物や砂糖が使われていると思われますのでそちらを気にしてみてください。
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