TBZ(チアベンダゾール)は胎児に影響する。

tbz

TBZ(チアベンダゾール)もまたOPPと同じく農薬として使用されていた非常に毒性の強い食品添加物です。
使用の目的は防カビ剤として、収穫後のかんきつ系の果物やバナナに使われ、いわゆるポストハーベスト農薬と呼ばれるもので日本の作物には使用が禁止されています。しかしアメリカの圧力により輸入品に限り食品添加物として使用が許可されています。

スーパーに並ぶ輸入のグレープフルーツ、オレンジ、レモンをよく見ると、必ずTBZ(チアベンダゾール)などの防カビ剤の表記がありますので注意してみてください。

SPONSORED LINK

危険性・毒性

妊娠中の女性が摂取すると胎内の赤ちゃんに奇形が起こる「催奇形性」の危険性があります。
これはTBZ(チアベンダゾール)が、農薬のカルベンダゾールと並ぶベンゾイミダゾール系化合物で構造が似ていることから催奇形性が疑われています。

動物実験では

ポーランドの研究では、妊娠動物(ウサギ・ハムスター・ラット)への投与で、子供に脳ヘルニア、水頭症、助骨奇形などが認められた。また、インドの研究では、カルタベンダゾールを妊娠したラットとウサギに経口投与したところ、胎児の死亡率が上昇した。
東京都立衛生研究所では、マウスに対して体重1キログラム当たり0.7~2.4グラムを毎日経口投与した、その結果、おなかの子供に外表奇形と骨格異常(口蓋裂、脊椎ゆ着)が現れた。また、妊娠ラットに体重1キログラム当たり1グラムを1回経口投与した実験でも、胎児に手足と尾の奇形が見られた。

ヤギとヒツジに体重1キログラム当たり0.4グラム経口投与したところ、その半数が死亡した。ヒト推定致死量は、20~30グラムである。
また、ラットに体重1キログラム当たり0.16グラムを毎日2年間投与したところ、餌を食べる量が減って、体重の増加率が25%も低下してしまい、ヘモグロビンの低下も観察された。
イヌに対しても2年間投与したところ、6匹のうち2匹が死亡し、肝臓に異常が認められた。

OPPと同様にTBZについても危険性であることを認めておらず、ポストハーベスト農薬のついた食品が日本にジャンジャン輸入され、多くの人が危険性を知らずに口にしています。

海外の果物は食べず日本でとれる無農薬の果物を食べ農家さんを応援したほうが日本のため、健康のため、子供のためであると思います。

SPONSOR LINK



関連記事



1件のコメント

たまたまここに立ち寄ったが,偏った意見のように思います.どんな物質も致死量があります.水も一気に十数リットル飲んで急性の中毒で亡くなった方もいますし,塩も幼児が数グラムを一度期になめて中毒を起こした例もあります.成人では,塩の場合は数十~百g程度,コーヒーやお茶に含まれるカフェインは3~10gが致死量といわれています .塩や水は人間になくてはならないし,カフェインも適量であれば人間にいい効果をもたらします.また,TBZをおおざっぱに体重あたり0.5g程度とすると,健康被害が出るためには毎日30~40g程度摂取することになりこれは非現実的です.そもそもTBZは日常生活でどの程度の摂取するものかを議論しないでいたずらに不安をお煽るのはいかがなものかと思います.人間には自己浄化作用もあります(これで摂取限度が決まると思います.)し,TBZのような薬品を使わないとカビがはえ,それを見えないように払ったものが食卓に並ぶ可能性もありそちらの方の危険性も天秤にのせて判断しなければいけないと思います.そういう議論なしに,摂取によって障害が発生したから危ないというのは一方的で危険な考えと思います.そもそも摂取による障害発生は安全性検査の結果ではないかと思います.あり得ないくらい摂取しないと健康被害は出ない,つまり安全であるという論理なのではないかと思います.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です