マリーゴールド色素

マリーゴールド色素とは、マリーゴールドの花から抽出して得られる黄色い色素のことで食品添加物として加工食品などの色付けに使用されます。

キサントフィルに分類されるカロチノイドの一種で脂溶性の色素。

色の主成分はルテインで抗酸化作用・抗炎症作用にに優れ、アンチエイジングをはじめ、目や胃腸の健康を守ることで一役有名になった成分でもあります。

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安全性は?

妊婦さんには危険?

マリーゴールドはハーブティーでも人気。しかし妊娠中は控えるよう注意が必要。その理由は子宮収縮作用があるためです。

しかしマリーゴールド色素に関しては食品への添加量は微量であるため気にするほどではありませんが心配なら避けたほうが無難かもしれません。

加工助剤について

マリーゴールドの花びらから色素を抽出する際に使われるヘキサンという溶剤が使われています。

これ自体は人体に有毒でその危険性が指摘されている。しかし食品には残らないことを条件に使用が許可されています。本当に残っていなければ問題はないはず。

食品への表示について

マリーゴールド色素やマリーゴールドの他、カロチノイド系の色素なので、カロチノイドまたはカロテノイドなどと表記されます。

卵の話

卵の黄身は黄色や赤が一般的。

黄色より赤い黄身の卵の方が栄養豊富、味濃厚、価格は高め。
こんなイメージがあります。

しかし実際には色によって栄養価は変わらないそうです。

ニワトリが脂溶性の色素を摂取すると卵の黄身へ色素が移行し、黄身の色が変化します。
赤い黄身はパプリカまたはその色素を混ぜた飼料が与えられているそうです。

また黄色を濃くしたい場合にマリーゴールドの花を与えている生産者もいるそうです。

どんな色にでも変えることができるのだとか。

しかし実際には売れる色にしなくてはならないので、黄~橙~赤に落ち着きます。
中には白米を与えて黄身を白くする方もいるのだとか。

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