プロピレングリコール(PG)の毒性とは

プロピレングリコールとは、食品添加物に指定され食品に対する保湿作用・湿潤作用・静菌作用があり、うどん・そばなどの麺類(ゆで麺または半生麺)、餃子・シュウマイ・春巻きの皮、魚介の燻製(主にイカ)などに使われています。

食品の水分を保つと同時に菌の繁殖を抑えるので品質を一定に保ちます。つまり日持ち効果があります。

食品以外では歯磨き粉、シャンプー、化粧品、育毛剤、赤ちゃんのお知り拭きなどにも使われています。こちらもまた保湿・湿潤効果
歯磨き粉が固まるのを防ぎ、化粧品やお尻拭きの水分を一定に保ちます。意識しなければほぼ毎日口や皮膚から体の中へ入れていることになります。

商品の記載上はプロピレングリコールまたはPGと表記されます。
※ほとんどがPG。

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毒性について

プロピレングリコールは石油を原料に製造され、その原液はとても危険な物質です。取り扱いには防護服が必要なレベルとのこと。

もちろん原液で使われることはありませんが、希釈したものは「表示指定成分」に分類されています。実際に長期の使用で皮膚感作を起こしアレルギーを発生しやすいとのこと。※表示指定成分とは、過去にアレルギーや発がん性など何らかの症例または報告があったもので、追跡調査により有害が認められた成分のこと。

またよく言われるのが発がん性や染色体、脳、赤血球の異常、腎障害、肝障害の危険性があるとされていますが、実際には急性的な毒性はさほどなく低用量なら人体に無害とされています。しかし慢性毒性は考慮されていないので賛否両論あります。

食品ついて

実際にスーパーやコンビニで加工食品(生麺・魚介燻製・餃子、シュウマイ、春巻きの皮、ジャムなど)を確認したところ、使われている商品は見当たりませんでした。

恐らくですが、原材料欄に訳のわからないカタカナが並ぶと消費者は不安になるというのもありますし、その毒性も賛否両論ありますし、そもそも別のもので代用できるからだと思われます。

しかし着色料などの溶剤として使われている場合は原材料欄には記載されないのでわかりません。
例えばインスタントラーメンなどに着色料(黄色)として使われるビタミンB2はプロピレングリコールが溶剤として使われています。この場合、原材料欄への表示義務はありません。

プロピレングリコールが使われる食品のほとんどが安くて劣悪な原料をうまくごまかしているのであり、本来であれば食べるに値しない食べ物ばかりであると言われています。

食品以外では

食品以外で歯磨き粉やシャンプー、化粧品、赤ちゃんのお尻拭きなどではないかと思われます。これらは皮膚や粘膜から体内へ入り込み蓄積されるといわれています。

しかしこれらはプロピレングリコール以外にもたくさんの毒物が含まれています。多すぎて一つひとつ書けませんが例えばフッ素やタール系の着色料、ラウリル硫酸ナトリウムなどです。

そもそも歯磨き粉が本当に必要なのか。シャンプーはなぜ必要か。そこから考えていかなくてはなりません。※使うなということではありません。

毎日使うものだから一度見直してみてはいかがでしょうか。探せば良質なものはたくさんあります。

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