デキストランとは、グルコース(ブドウ糖)だけで構成される多糖類のひとつで増粘剤として食品に粘りやとろみをあたえる食品添加物です。
人間の腸内にも存在するストレプトコッカス・ボビスという細菌が出す酵素によりショ糖を分解する過程でデキストランが得られます。体内ではタンニン(ポリフェノールのひとつ)などを分解するなど他の役割もあります。
特に危険性はなく、食品に使われる程度では問題ないとされます。
食品添加物の他には人工膠質液(じんこうかんしつえき)の成分としても使われています。
デキストリンとは似ています別物です。
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