グルタミン酸ナトリウムは危険?うま味調味料,味の素,食品

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グルタミン酸ナトリウムというと「味の素」を思い浮かぶ人は少なくないと思います。

料理にこのグルタミン酸ナトリウムを加えると、味が格段に美味しくなる魔法の粉で、別名うま味調味料とも言われています。

昆布や煮干しなどの天然のうまみの成分であるグルタミン酸を人工的に生成し、ナトリウムと結合させたものです。

このグルタミン酸ナトリウムは、食品添加物として指定されており、
ファミレスなどの外食チェーン店でも使用頻度が高いと言われています。

市販の加工食品では
ポテトチップス、おせんべい、インスタントラーメン、漬け物、加工肉、カレールウ、お茶漬けのもと、ドレッシング、タレ、麺つゆ、だしの素などのあらゆる加工食品に含まれています。

加工食品の裏面を見ると調味料(アミノ酸)と書かれているのをよく目にします。

これがグルタミン酸ナトリウムです。

アミノ酸というと、一昔前にアミノ酸ブームがありましたが、これは健康のために入っているわけではないので注意してください。

このグルタミン酸ナトリウムは、昔から世界中で様々な論争があり

人体への悪影響について、問題提起する人や団体が後を絶たず、
反対に”問題なし”と擁護する側も同じく多くいます。

実際のところどうなのか。

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危険性

元々、グルタミン酸は興奮性神経伝達物質として人体に含まれ重要な働きをもちます。

しかし人体に含まれているから摂取しても安全ということには必ずしもなりません。

これは神経伝達物質の合成過程に理由があり

Lグルタミン酸はビタミンB6を介して体内(脳内)でGABAが生合成されます。

GABAとは「抑制性神経伝達物質」といわれており、睡眠薬や抗てんかん剤などもGABAに直接作用します。

睡眠薬や抗てんかん剤を大量に摂取すると危険であるように、精製したグルタミン酸は脳神経にはきつ過ぎます。(気持ち良過ぎる?)

覚せい剤に近いとも言われており、消費者を味音痴にし陶酔させ依存性を高めるリピーターを多く作ります。

グルタミン酸は昆布やトマトなど自然のものに含まれていますが、グルタミン酸ナトリウムと比べると実際に摂取する量がまるで違いますし、天然のものはグルタミン酸だけでなく他の物質と一緒になっているので同じものと考えるべきではありません。

 

アメリカの脳神経外科医でラッセル・ブレイロック博士はグルタミン酸ナトリウムを興奮毒性として、脳神経系をはじめ様々な疾患の原因の一つであるとして、その危険性を指摘しています。

興奮毒性とは、グルタミン酸ナトリウムのように興奮性のある神経伝達物質の過剰な刺激により、神経細胞を破壊することです。

その影響により
アルツハイマー、パーキンソン病、知能障害、精神病、てんかん、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、うつ病、めまい、ロレツがまわらない、注意欠陥、多動性障害、不眠症

などを引き起こすとしています。

またグルタミン酸ナトリウムは血管内に入ります。
摂取頻度や量が多いほど血中濃度が高くなり、フリーラジカルとして血管を傷付け

心臓発作や脳卒中、片頭痛、喉の腫れ、下痢、嘔吐、不整脈などを引き起こす。

さらに肥満、糖尿病、癌の促進、緑内障、精子の減少。

動物実験でも
肝臓、卵巣、至急、副腎、催奇形性、脳下垂体、ホルモン異常なども認められ上げるとキリがありません。

 

特に子供や妊婦の方は摂らないほうがいいでしょう。

海外の反応、チャイニーズレストランシンドロームとは

海外ではグルタミン酸ナトリウムのことを

MSGと呼び(MonoSodium Glutamate|モノソディアムグルタメイト)

特に中華料理店で使われることが多いため、チャイニーズレストランシンドロームとしてアメリカでは一般市民の間でもその危険性は常識となっており、州によって使用を制限されています。

多量に摂取すると、急性的に頭痛・手足の痺れ・倦怠感・呼吸困難などを引き起すことから、

グルタミン酸ナトリウムが使われていない商品やレストランには「No MSG」と高らかに表記されており、表記のないものは売れにくいという現象が起こっています。

 

体験談

ちなみに私は学生の頃、地元で人気の中華料理屋で配達のバイトしていました。
そこでの賄いは食べたいメニューを自分で作って食べるのがルール。

ほとんどのメニューを食べましたが、基本的な味付けは、

酒、塩、うま味調味料、しょうゆ

それをオタマで適当にすくって味付けします。(実に大胆です。)

当時はうま味調味料が何なのか、まったく考えもしませんでしたが

賄いを食べた後はいつもボーっとするような脱力感というか、気持ち良さに似た何とも言えない気分になっていたのを今でも感覚的にハッキリ覚えています。

後でわかったことですが、入れる量は耳かき程度で充分とのことです。
当時お客さんに出していた料理にも自分の賄いにも、オタマにベットリついたうま味調味料が投入されていたのは間違いありません。※人気の秘密はそこにあったか(笑)

 

最後に

グルタミン酸ナトリウム(味〇素)は簡単でとても美味しいです。

でも自分で手間暇かけてとったダシはもっと美味しいと思います。

子供には愛情たっぷりの手作りご飯を食べてさせて欲しいです。

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10件のコメント

グルタミン酸ナトリウムに関する貴社の記事を、敬意をもって拝見しました。
小生は現在76歳ですが、数年前に210という超高血圧になっていたのを発見し、医師に相談したら降圧薬を勧められました。しかし、小生は降圧薬を飲み始めると一生薬から脱却出来ないということを聞いていたので、薬に頼らず自分自身で治す決意をし、会社社長を辞め、自然食材と運動に努め、今では125前後の血圧になり健康を取り戻しております。
自然食材としては、米、野菜、魚、脂肪の少ない赤身肉、果物を使い、自炊するようにしたのですが、スーパーで売っている殆どの加工食品に化学調味料が添加されているのに驚きました。表向き、調味料(アミノ酸など)と記載された食品の多いこと、大阪のレストラン、食堂でも、97パーセントくらいは味付けに化学調味料を使っていることが分かり、外食はやめ自炊に切り替えました。
私の健康回復は、化学調味料との決別から始まったのです。以前、味の素に入っているグルタミン酸ナトリウムのナトリウム成分が塩分のように働くという話を誰かから聞いており、だから高血圧になったのではないかと考えたからです。
今回、貴社のこのサイトを拝見したところ、化学調味料が塩分のように働くという記載はありませんが、多くの体に悪いファクターを書いておられます。
私は、化学調味料の他にも、塩は自然塩を、砂糖は沖縄黒糖を使うよう切り替えました。
貴社の記事に感動し、このコメントをお送り致します。

塩と高血圧の関係性

最近、色々な常識を疑っていまして、まさかと思いましたが、塩について検索しました。
塩分不足が病気を作ると書いてあるページがございましたので、塩の真実で検索してみてください。
高血圧の原因が塩の場合、高血圧患者の1から2%と書いてありました。
後、他にも常識と違うページがありますので、よろしければ、検索してみてください。
真菌、浄化装置、寄生虫と癌で検索してみてください。、

興味ある驚きの内容だったので 勉強になりました。感謝しています。
 と同時に、即 改善する為、実行しています。
私は67歳ですが 味の素は安心していました。
 体に一番で、安心の素材と認識していました。
が、貴文書を見て、驚きました。

1)うまみ調味料として、一番体に良い 先進の食材と認識していました。
2)そして、この、会社の株主までもが、ロックフェラー管理化。
3)TPPも心配ですが、米(1%)による日本の株式管理下、食材、医療関係、大手企業に対する支配の侵食が そうとう進んでる事に注意したいと考えています。

記事を拝読させていただきました。
とてもよく調べておられます。

1つだけ指摘させていただきたいのは、
記事の引用先が添付されていない点です。
これではだれが言っていること、
どの組織が研究・実験を行ったものなのかが
わかりかねます。
それを保証するものがなければ、
ただの根拠のない一私人の考え、
引用に関しては嘘。
とも捉えられてしまいます。

筆者は学者さまでしょうか?
もしくは化学調味料にお詳しいかたなのでしょうか?
もし後者ならば引用先をしっかりと記載した方が、説得力が増すかと。
またそういったことも知らせた方が、
疑義を抱かせない記事に繋がります。

一私人が味の素を貶めるために書いた記事なのかな。と考えてしまいました。
少なからず、記事によりミスリードされてしまう方々がおられるのも事実かと。
誰が何に影響を受けてどのような考えをもつのかも、言論も自由です。

しかしながら、とても興味深い記事です。

現在のグルタミン酸ナトリウムの製造は発酵で行われていますので決して人工的に合成した物ではありません。なので人工的に生成したというのは大きな間違いです。天然のものだからといって必ず安全ではありませんし、人工的に合成したものだからといって必ず危険ということもありません

又、覚醒剤とは似てもにつきません、その大きな要因として、依存性が確認されていないからです。

以上のことを踏まえまして訂正されたほうがよろしいかと
長文失礼しました

とある栄養療法クリニックでリーキーガットと診断され、対策にL-グルタミン酸のサプリメントを1日3グラム摂取するように言われました。これぐらいの量を摂取し続けて大丈夫なのか心配していた所、こちらの記事を見つけました。
グルタミン酸ナトリウムとL-グルタミン酸は同じような作用を持つのでしょうか?

>Lグルタミン酸はビタミンB6を介して体内(脳内)でGABAが生合成されます。GABAとは「抑制性神経伝達物質」といわれており、睡眠薬や抗てんかん剤などもGABAに直接作用します。

興奮毒性があるというのとGABAを合成して神経を抑制するのというのは反対の作用に思えるのですが、結局どちらなのですか?

グルタミン酸ナトリウム(味の素)が悪いわけではないということを、申し上げたいと思います。
グルタミン酸はこのページの提供者様のおっしゃる通り、昆布の旨味成分です。
それを、「さとうきびから味の素」の言葉通り、糖蜜を酵母で発酵・精製したものであり、それ自体は問題無いものです。
ただ、この旨味成分はかなり強力で、わずかな使用でも脳は強力な快感(神経の興奮状態)を味わうことになります。
つまり、脳が中毒症状を起こすことになるわけです。
興奮状態が続くと、脳細胞がアポトーシスを起こして死にます。
これを指して、化学調味料は毒であると言われるようになりました。
ところが、ある時期、味の素を食べると頭が良くなると言われていたこともあります。
前述の神経の興奮によって集中力が高められ、学習能力が向上するともいわれました。
このページへのコメントを読んで思うことですが、モノゴトは白か黒、善か悪かで図るものでは無く、使いすぎは良くないというだけのことです。
体に良い物の例としてオメガ3の油を上げておきますが、これにしたって摂り過ぎはカロリー超過になって長期間の摂取の内にメタボに、ひいては生活習慣病になります。
美味しい食事のため、化学調味料はうまく使いましょう。

ならば! YouTubeのなかである人物が 今すぐにでも味の素は解体し経営者は牢獄にぶちこむべき、と言っています。これに対しなぜ法的処置を取らないのか?

何事も過ぎるは良くないと言われるのは理解できますが、何せ食料品のほぼ全てにアミノ酸表示がある現状で消費者の自己責任とは言えないと思われませんか?全ての国民が自給自足の有機栽培出来れば別ですが

ヤマダハナコ さん
とっぴん さん

同感です。
農薬と化学肥料を使う慣行農法の野菜に比べて、有機無農薬野菜は安全と考えられていますが本当でしょうか。
エームス・ショックなんてこともあるし、何でも程々がいいと思いますよ。

今でのグルタミン酸ナトリウムが危険だと盲信している人がいるとは驚いた。もし危険なら添加物として使用制限されてもおかしくない。しかし、使用制限はありません。多量で摂取する事で支障が出る事を問題視するなら全ての食べ物がそれに該当します。砂糖でも塩でも多量の摂取は控えたいものです。

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