低体温の原因と体温を上げる方法について

3~4月、6月~7月、9月~11月など季節の変わり目は朝晩の寒暖差が大きくなる時期ですので体温調節が難しくなる時期です。

その為、季節の変わり目の時期は体調が悪くなるという方は多くいます。
体温は自律神経によって、コントロールされている為、自律神経が乱れることで、体調不良は起こりやすくなると考えられます。
そして、体温を調節する働きのある自律神経が乱れることで、起こりやすいと考えられているのが冷え性や低体温です。

低体温は、万病の元と言われていますので、是非、低体温にならないようにしたいところです。

そこで今回は、体温を上げて、病気になりにくい体になる方法についてご紹介したいと思います。

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自律神経が乱れる原因とは

低体温の原因には様々ありますがその一つである自律神経の乱れは、一体何が原因で乱れてしまうのでしょうか?

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあり、体温・発汗の調整、呼吸、循環、代謝などの役割を担っていますが気温差10℃の急激な寒暖差は、頻繁な体温・発汗の調整をさせてしまう為、この2つの神経に負荷がかかることでバランスが崩れてしまいます。
これにより、自律神経の乱れが起こります。

その他、人間関係や家庭問題、子育てや仕事などによるストレスも原因の一つです。
特に季節の変わり目は、就職や進学、進級、転職など環境の変化がある時期なので、体だけではなく、心にも大きな負荷をかけます。
また生活リズムの乱れや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因で自律神経が乱れることもあります。

特に女性は自律神経が乱れやすいと言われています。
なぜなら女性ホルモンの分泌指令を出す、脳下垂体は、自律神経をコントロールする視床下部のすぐ近くにあり、また視床下部によってコントロールされているからです。
女性ホルモンのバランスが乱れると連鎖反応によって、自律神経のバランスも崩れるというわけです。

女性に冷え性、低体温が多いのも頷けますね。

低体温とは

健康な人の体温の平均は36.5℃~37.1℃ですが低体温の人の体温は36℃以下となります。

冷え性、低体温の状態をそのままにすると以下のような病を引き起こす恐れがあります。

体がだるい(疲労感)

体温が低いと血液の流れが滞るので、血液によって運搬される酸素や栄養素を必要とする各臓器にしっかり届かなくなります。
また血液の流れが悪くなると疲労物質である乳酸を除去する働きのある白血球やリンパの機能が低下する為、血液中に乳酸が溜まりやすくなることで、体のだるさや疲労を感じやすくなります。

うつ病

血流が悪くなると内臓の機能が低下するに伴い、脳内神経伝達物質の一つで、精神を安定させる働きのあるセロトニンの分泌が減少していくことで、感情のコントロールが上手く行えなくなります。
不安定な精神状態が長く続くと自律神経のバランスを崩し、自律神経失調症やうつ病になる恐れがあります。

不眠

セロトニンは日没になると脳の松果体でメラトニンと入れ替わります。
メラトニンが分泌されることで、自然と眠くなり、質の良い睡眠が得られるようになります。
そして、メラトニンは朝の目覚めと共に体温が上がる頃にセロトニンと入れ替わります。
ですが低体温の人の場合、体温が低いままなので、セロトニンの分泌が起こりにくくなることで不眠症になる恐れがあります。

風邪、花粉症、アトピー性皮膚炎などのアレルギー

低体温になると免疫力をコントロールする血液中のリンパ球の数が少なくなることで、免疫力が低下していきます。
これにより、風邪やアレルギーになりやすくなります。
体温がたった1℃下がっただけで免疫力は30%以上も下がってしまうと言われています。

便秘

体温が下がり、体内温度が36℃ほどまで下がると腸内の乳酸菌の活動力が低下する為、悪玉菌が活動しやすい腸内環境になることで、便秘になります。

糖尿病、高脂血症、肥満などの生活習慣病

低体温になると酵素の動きが低下することで、新陳代謝が低下します。
これにより、基礎代謝が低下する為、エネルギーの源である糖や脂肪の産出を行うミトコンドリアの働きが低下することで、糖が血中で余る高血糖になり、糖尿病や高脂血症、肥満などの生活習慣病になりやすくなります。

不妊や子宮内膜症、子宮筋腫などの婦人病

女性は生理の為に血液の量が一時的に少なくなり、血液が全身に巡りにくくなりますが
冷え性や低体温の女性の場合、より血液の流れが滞ってしまうことで子宮が冷え過ぎてしまい、卵巣機能が低下することで、排卵障害(不妊)が引き起こされる可能性があります。
また女性が低体温になると甲状腺の動きが鈍くなることで、ホルモンバランスが乱れていきます。
これにより、生殖器に異常が生じ、子宮内膜症や子宮筋腫など女性特有の疾患が生じる恐れがあります。

がん

35℃まで体温が下がると免疫力がダウンすることに加え、がん細胞が増殖すると言われています。
なぜならがん細胞は、温度の低い環境を好む為です。
事実、がん患者の多くが低体温であると言われています。

体温を上げる方法とは~ミトコンドリアと体温の関係~

私たちの人間の細胞は60兆個あると言われていますが1細胞中に100~1000個のミトコンドリアが住んでいます。
ミトコンドリアは、エネルギー(ATP)を産生し、その7割は体温の維持に使われます。
つまり、熱を作ってくれるのです。

ミトコンドリアは36.5~37℃の温度を好みます。
心臓や脾臓や小腸は、上記の温度に最も近い為、ミトコンドリアは活動的に体に異常を起こす細胞(がん細胞など)を除去してくれるようになります。

対して、肺、子宮、胃、食道は、温度が低い為、低温を好むがん細胞が増殖しやすい傾向にあります。
低体温の方は尚更、上記の温度が低くなりやすい為、ミトコンドリアは元気を失いやすくなります。
ミトコンドリアが正常に機能しなくなれば、エネルギー産生が行えなくなりますので、前段でお伝えしたように低体温による様々な病を招いてしまう恐れがあります。

ですので、体温を上げて、病になりにくい体を作るには、ミトコンドリアを活性化させることが重要です。

有酸素運動をする

ミトコンドリアは、細胞内で酸素を取り込み、エネルギー(ATP)を産生します。
つまり、ミトコンドリアのエサは、酸素です。
ミトコンドリアは、私たちが取り込んだ酸素の90%を栄養にすることで、効率的にエネルギーを作ることが出来ると言われています。
「エネルギーを生み出す」これこそがミトコンドリアの使命です。
ミトコンドリアは、エネルギーが不足した際、増殖します。

最初はキツイと感じたジョギングもし続けているうちに段々、楽しくなってきたということがあるかと思います。
これは運動によって、エネルギーが消費された為、ミトコンドリアが増殖したからです。
ミトコンドリアが増えると代謝が活発になることで、多くの酸素を取り込めるようになります。

ちょっとキツイと感じる程度の早歩きなどの有酸素運動がオススメです。

筋肉を鍛える

筋肉は発熱をおよそ30%促してくれます。
特に第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を鍛えれば足腰に滞った血液がポンプのように心臓へ戻されます。
また太ももの筋肉には、ミトコンドリアが数多く住み着いていると言われていますので、
スクワットなどで鍛えるのもオススメです。

姿勢を良くする

ミトコンドリアは、背中の筋肉にも多く住んでいますので、毎日、数回で良いので、1分、背筋を伸ばしてみましょう。
良い姿勢をキープするだけで、ミトコンドリアが増えてくれるだけでなく、基礎代謝がアップする効果もあります。

プチ断食をする

ミトコンドリアの役割は、エネルギーを作ることですので、エネルギーが不足するまで食べないということも有効です。
ですがここで注意したいのが極端な断食です。
全く栄養が届かなくなるとミトコンドリアの機能が低下しますので、週に1~2回のプチ断食がオススメです。
これにより、空腹感(エネルギー不足)を感じたミトコンドリアは、増殖していきます。

水素水を飲む

ミトコンドリアの中には、効率良くエネルギーを産生出来ず、悪玉活性酸素を発生させてしまうミトコンドリアがいます。
水素には、活性酸素を取り除く効果があります。
水素は細胞内にまで浸透しますので、摂取すれば、悪玉活性酸素を取り除くことが出来るようになります。
これにより、質の良いミトコンドリアが活性化しやすくなります。
ちなみにウーロン茶に含まれるポリフェノールもミトコンドリアを活性化させる効果があります。

おわりに

低体温はあらゆる病につながるということは広く知られるようになりました。
低体温の原因は、食習慣や運動不足、自律神経の乱れなど様々ありますので、原因を掴み、改善させることは難しいと言えます。

ですが病気になるということは、ミトコンドリアの機能に異常が生じているということだけは確実に言えます。
そして、ミトコンドリアは、低体温を招く原因に関わっているということも事実ですので、
ミトコンドリアを活性化させ、体温を上げることが病を予防する近道となるでしょう。

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