白身100%!?コンビニ等で売られるタマゴサンドの正体

ゆで卵を潰して、マヨネーズであえるだけのシンプルな具材のみで作れる卵のサンドイッチは、手間やお金、時間もかからないのが魅力的。

卵とマヨネーズ、食パンはどのご家庭にも必ずあると言って良い程、ポピュラーな食品ですので、卵のサンドイッチを手作りする方は多くいるのではないでしょうか?

しかし、家庭で手作りしたタマゴサンドイッチとコンビニやスーパーなどの市販のタマゴサンドイッチと全然、味が違いますよね。
同じ具材で作られているはずなのになぜあんなに美味しくなるのでしょうか?

そこで今回は市販のタマゴサンドイッチがどのようにして作られているのか、その正体についてご紹介したいと思います。

SPONSORED LINK

白身100%のタマゴサンド!?

コンビニやスーパーの市販のタマゴサンドイッチの原材料を見てみると「卵サラダ」と書かれています。
通常、「ゆで卵」と書かれるはずかと思いますがこれは一体どういうことでしょうか?

原材料に「卵」ではなく、「卵サラダ」と書かれている理由、それは「ゆで卵丸ごと」を使用していないからです。

白身と黄身で、「卵」ですよね。

ですがコンビニやスーパーの市販のタマゴサンドイッチの中には、卵の白身だけで黄身は一切使用されていない「タマゴサンドもどき」が多くあると言われています。

でも白身だけ使われているのであればパンの間は白くなりますよね。
真っ白いタマゴサンドなんて、見たことがありません。
普通に美味しそうな卵の黄身の黄色をしていますので、白身100%とは思えないかと思いますが事実、100%白身なのです。
卵の白身が着色されているので、本物の卵サンドのように見えるだけです。

着色せず、茹でた卵の白身の本来の白いままだとパン自体が白いので、何が挟まれているのか全く分からないですよね。そして、全く美味しそうには見えません。
そこで、消費者の食欲をそそらせる為にも着色料を使って、白身を着色して黄身に見せかけているのです。

白身を黄身に偽装する理由とは?

白身を黄身に偽装し、普通のタマゴサンドのように思わせて売りつける。
残念なことにそれが許されてしまっているのが現状です。

なぜならそれが許されてしまえるように少々ややこしいカラクリがあるからです。

原材料を今一度、チェックしてみましょう。

原材料には、「ゆで卵」ではなく、「卵サラダ」と書かれていますね。

つまり、卵サラダで作られているということになります。
この卵サラダに使われている添加物は、原材料に使われている添加物となります。
法律では、原材料に使われている添加物は表示する義務は一切ないとされています。
いわゆるキャリーオーバーということです。

卵は加工品として、非常に良く使われます。
特に黄身は栄養価が高く、美味しい為に様々な加工品に使用されていきます。
黄身を使用した代表的加工食品と言えば、マヨネーズですよね。
卵10個のうち1個はマヨネーズの原料として使われていきます。
すると当然、黄身しか使われないので、白身は大量に余ってしまいます。

白身は、味が淡白なので、余った白身は、ロースハム(ハム)やハンバーグなどのかさ増しの材料として使われていきます。

増量だけでなく、わざわざ添加物で着色までされて、黄身に見せかけられ、偽装にまで使われる白身。
なんだか少し白身が可哀想に思えてきます・・・。

「本物のタマゴサンド」より「ニセモノタマゴサンド」の方がコストを抑えられるのは分かりますが黄身と思って食べている人は騙されてしまっているわけですので、はっきり「白身100%のタマゴサンド」として売って欲しいですね。
コストを抑えて作られている割には、値段が特別に安いというわけでもないですしね。

「白身100%のタマゴサンド」なのに美味しく感じるのは、食品添加物のおかげでしょう。
食品添加物は麻薬やお酒、タバコ並みに依存性が高いですので、家庭料理より人工的に旨味が付けられたコンビニのサンドイッチやお弁当などの方を美味しく感じてしまうことでコンビニの食事が増えて、添加物の摂取量が増える→依存性が高まる→コンビニの食事が増えると悪循環に陥ってしまう恐れがあります。
そして、何より食品添加物の一部には長期間、取り続ければアレルギーやガン、奇形などが生じる恐れがあるものもあります。
ですので、着色料で黄身に偽装された「白身100%の卵サンド」などの得体の知れない危険かもしれない食べ物は買わず、極力、家庭で手作りした白身と黄身が混ざり合った本物のタマゴサンドを食べるようにしましょう。

参考までに他の添加物も見てみますと

市販のタマゴサンドは本当にたくさんの添加物が使われていることがわかります。

 

おわりに

全てのコンビニ、スーパーが「ニセモノタマゴサンド」を売っているわけではありません。
ですが本物かニセモノかを見た目で分かる方法は、残念ながらありませんので、気になればまずは購入してみましょう。

黄身はふわふわしているので、簡単に潰れるのが特徴であるのに対して、白身は弾力が強いのが特徴である為、指で黄身の部分を潰してみると黄身か白身かが判断出来ます。

もし弾力があって潰れなかったらそれは「白身100%のタマゴサンド」でしょう。

SPONSOR LINK



関連記事



3件のコメント

そもそも、コンビニのものを食べなければいいだけです。コンビニを利用する人は、手を抜いて体に良いものを食べようなんて思っていません。コンビニに置いてある「食べ物」らしきものは「エサ」ぐらいの品質のものです。それを大げさに書く必要はありません。

そうだったんですね!危険かもしれないとは思いつつも忙しい時にはお世話になるコンビニですから、そういう情報はありがたいですね。現代ならではの食糧事情にもう少し敏感でいたいところです。

つまり、白身だけでタマゴサンドを作れば美味しくできる、ということか!
コンビニの味が再現できるかどうか試してみる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です